冷静に判断する

医療事故を疑ったら、まず落ち着いて状況を確認しましょう。感情的になり行動すると、後々厄介なことになるので落ち着いて現状を確認することが必要です。そしてメモや録音などで現状をしっかりと記録に残しておきます。感情的に行動してしまうと、医療者側に不信感を抱かせ、カルテや記録の改ざんをさせてしまう場合があるので冷静に対処することが必要です。 また、医療訴訟には時効があるため早めに弁護士に相談しましょう。最低でも3年以内には弁護士に相談することで不法行為による請求、債務不履行責任の2つの損害請求が可能になります。3年を過ぎてしまうと不法行為による請求はできない場合もあります。なんにせよ早めに弁護士に依頼するほうがよいでしょう。近年では相談だけの場合は無料という弁護士事務所もあります。

弁護士にとって医療訴訟というのは実は特殊なケースなのです。なぜなら、訴訟を行うためには医学的専門知識、弁護士自身知識の高度化、専門医のサポートなどが必要です。これらを習得するためには忙しい業務の合間に医学書などの専門書を理解するしかありません。そのため医療訴訟を行える弁護士というのは限られた人たちになります。 一般的に弁護士への依頼というと、知人の紹介、広告や情報媒体、評判などから選ぶしかありません。しかし依頼した弁護士が医療訴訟を取り扱ってくれるかは、相談にいってみないとわかりません。現在では医療訴訟を専門に扱う弁護士もいます。インターネットや書籍で検索すればすぐに見つけることができます。ホームページなどでは医療訴訟の実績や実例が掲載されているところもあるので、気になったら検索をしてみるとよいでしょう。